愛媛大学最高情報セキュリティ責任者から多要素認証に対応していないメールサーバについては学外ネットワークからの利用を制限するよう指示があり、農学研究科内で対応を検討した結果、これまで学外ネットワークでのメール送信のみを制限しておりましたが、2024年3月25日以降、学外ネットワークでのメール受信についても制限することとなりました。
サーバ側の対応内容
現状、表１の通り、学外ネットワークからのメール受信（POP3認証）を許可してますが、2024年3月25日（月）以降、表2の通り不可となります。
影響を受けるのは、学外ネットワークに接続した状態でのOutlookやThunderbird等のメールクライアントソフトを利用した農学部メールの送受信のみで、学内ネットワークに接続した状態でのメール送受信、学内者・学外者のメールアドレスから農学部メールアドレスへの送信、メーリングリストの運用はこれまで通り可能です。
※Gmailの「アカウントとインポート」の機能で農学部メールをPOP3で受信している場合も影響を受ける対象となりますのでご注意ください。
表1. 2024年3月25日以前のメール認証可不可
| 学内ネットワーク （VPN接続も含む） | 学外ネットワーク | |
| メール受信(POP3認証) | 可 | 可 |
| メール送信（SMTP認証） | 可 | 不可 |
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表２. 2024年3月25日以降のメール認証可不可
| 学内ネットワーク （VPN接続も含む） | 学外ネットワーク | |
| メール受信(POP3認証) | 可 | 不可 |
| メール送信（SMTP認証） | 可 | 不可 |
農学部メール利用者が必要な対応
全学メールアドレスを持っているか、農学部メールをどのように利用したいか等によってユーザ毎に必要な対応が異なります。以下ののフローチャートを参考に必要な対応を実施頂くようお願い致します。
「【参考1】全学メールの利用方法」、「【参考2】セキュアゲートウェイ（VPN）のご利用について」も必要に応じてご参照ください。
※学術研究協力者以外の退職者の方は、学外のメールアドレスに転送する対応が必要となりますので、「【A】農学部メールからの転送設定申請」をお願い致します。
【A】農学部メールからの転送設定申請
下記の様式により、農学部メールアドレスから、全学メールアドレスまたは学外のメールアドレスへの転送設定依頼を提出してください。
※愛媛大学の教職員の方について、受信メールに大学の機密情報も含まれている場合があるため、学外のメールアドレスへの転送は推奨致しません。
※全学メールアドレスから農学部メールアドレスに転送設定している場合、受信メールが両メールアドレス間でループしエラーとなります。あらかじめ全学メールアドレスから農学部メールアドレスへの転送を解除してください。全学メールアドレスからの転送設定については下記のページをご参照ください。
【B】全学メール（Microsoft365）の多要素認証の設定
全学メール（Microsoft365）を学外から利用するためには事前にMicrosoft365の多要素認証の設定が必要となります。
未設定の場合、下記のページをご参照頂き、設定をお願い致します。
全学メール（Microsoft365）の利用方法については「【参考１】全学メール（Microsoft365）の利用方法」をご参照ください。
【参考1】全学メールの利用方法
全学メールを送受信する方法は、ブラウザでOutloolk On the webにアクセスする方法と、クライアントメールソフトでアカウント設定を行う方法があります。下記ページの「利用方法」の「Webメール（Outlook on the web）での利用方法」または「メールクライアントソフトでの利用方法」をご参照ください。学外から利用するためにはあらかじめ、【B】の多要素認証の設定を実施してください。
全学メールサービス（Microsoft365 Outlook） – 愛媛大学総合情報メディアセンター CITE (ehime-u.ac.jp)
【参考2】セキュアゲートウェイ（VPN）のご利用について
セキュアゲートウェイ（VPN）を使用すると、学外ネットワークに接続した状態でも大学ネットワークに接続している状態となるため、学外で農学部メールの送受信が可能になります。
セキュアゲートウェイ（VPN）の利用は愛媛大学アカウントをお持ちの方に限られ、事前に申請とPCへの設定が必要となります。
詳細は、下記のページをご参照ください。