Microsoft365でのTLS1.0/TLS1.1 終了

End of TLS1.0/TLS1.1 in Microsoft365

Microsoft365は、セキュリティ強化(暗号化バージョン強化対応)のため、2020 年 10月 にTLS 1.0 と 1.1 のサポートを終了しています。
すべてのクライアントとサーバー間、ブラウザーとサーバー間の通信では、Microsoft365 サービスに正常に接続するために  TLS 1.2 以降のバージョンの TLS プロトコルを使用することが推奨されています。
2021年9月から、SMTP AUTH に TLS1.0 を使用する接続の一部が拒否されるようになってきており、拒否される接続の割合が増加していきます。
2022年1月31日に完全に古いTLSバージョンが無効になる予定です。古いTLSバージョンをご利用しているとメールの送受信やMicrosoft365の各種アプリが利用できなくなります。 
お早めに、対応している利用環境への移行を行ってください。
ご利用の環境によっては、接続できなくなる場合もあります。ご利用できない場合は、「Outlook on the Web」のご利用をお勧めいたします。

対応方法 

ブラウザ

最新バージョンのブラウザはTLS1.2に対応していますので、ご利用のブラウザを最新バージョンにしてください。

 メールクライアントソフト

ほとんどの最新バージョンのメールクライアントソフトはTLS1.2に対応しています。
ご利用のソフトによっては設定変更が必要な場合もありますので、ご利用のソフトの仕様及び設定をご確認ください。

  • Outlook 2016以降をご利用ください。その他のセキュリティも考慮して、最新のバージョンをご利用ください。
  • Thunderbird 78.3.1 以降をご利用ください。その他のセキュリティも考慮して、最新のバージョンをご利用ください。
  • iOS 10 以降の iOS  mailはTLS1.2に対応しているようですが、その他のセキュリティも考慮して、最新のバージョンをご利用ください。
  • MacOS 10.12 以降の Mac  mailはTLS1.2に対応しているようですが、その他のセキュリティも考慮して、最新のバージョンをご利用ください。

その他

メール送信機能を持った古いTLS1.2未対応機器等からの通知メールなどが届かなくなる場合があります。2022年までに機種の更新や別の手段をご検討ください。 

問い合わせ先

ご不明な点がございましたら、次の情報をご確認のうえ、総合情報メディアセンターまでお問い合わせください。

  • OSの種類とバージョン
  • ご利用のクライアントソフトとバージョン
 TLS 【Transport Layer Security】とは

 TLSとは、インターネットなどのTCP/IPネットワークでデータを暗号化して送受信するプロトコル(通信手順)の一つです。

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